
『馬留徳三郎の一日』
作・髙山さなえ(髙山植物園)
演出・山口和也
◆日 時◆
2025年
11月1日(土)午後2時30分、午後6時
11月2日(日)午後1時
※開場30分前
◆会 場◆
西宮市フレンテホール
◆入場料◆
一般 3,000円
U25(25歳以下) 500円
※4歳未満の入場はご遠慮ください
★ご予約★
↓こちら↓ URLへどうぞ。
https://forms.gle/jWRAd5p7wEwz5vpk9
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山深い集落の一軒家で馬留家の老夫婦徳三郎とミネはご近所のお年寄りと助け合いながら一見穏やかな日々を過ごしていた
ある夏の日東京で働く息子雅文から電話がかかってくる
会社の部下の蔵本が出張で訪れるという
突然の訪問者蔵本を馬留家に出入りする友人たちは警戒するどころか歓迎するそぶり
予期せぬ展開に戸惑う蔵本もいつしかこの村の奇妙な雰囲気にのみ込まれていくのだった…
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年を重ねるにつれて、私たちを悩ますことは増えていきますが、その最たるものは「忘れる」ということではないでしょうか?
人の名前など忘れては困ることはどんどん忘れ、忘れてしまいたいこと、よりどうでもいいようなことがいつまでも心に残り続ける…ひとの記憶とは自分では制御できないやっかいなものであるようです。
今回の作品に登場する老人たちは、山深い集落で忘れることが日常そのものでありながら、それでも奇妙に明るく、たんたんとお互い寄り添いながら暮らしています。
そこに詐欺師めいた不審な人間が現われて・・・・うそとホントが入り混じり、ナンセンスな会話が飛び交うユーモラスな展開のなかで、忘却力というパワーアイテムを手に入れた老人たちの不思議な魅力を感じていただければ幸いです。
ご来場を心よりお待ちしております。
劇団ふぉるむFacebookより引用